スタッフインタビュー

実は以前、美容師をやっておりまして。「なんでそこからこの仕事に？」って思われるかもしれませんが、接客スキルを活かしたいなと思ったんです。また新たな世界でスキルをみにつけることで、自分の可能性を広げたいなとも考えました。

この仕事は細かい作業が多いため、美容師時代のスキルはいきているかもしれませんね。でもなにより、お客様と接する際に、培ったコミュニケーション力が発揮できているように感じています。大きな施設などにいくこともありますが、ご家庭の製品修理をする機会も多いこの仕事。一軒一軒のお宅に入り込んで作業するわけですから、やはりお客様も不安な部分はあると思うんです。それらを払拭できるよう、なるべく元気に挨拶し、ハキハキとした対応を心がけています。

メンテナンスや修理でお邪魔するわけですが、その際に色々な会話をして、次のニーズを拾うのも大切だと考えています。たとえば、この製品にはこの洗剤がいいとか、こんな掃除法がオススメとか。マニュアルにのってない情報をお伝えすると喜んでもらえますね。そこから信頼が生まれ、次回、修理が発生したときはメーカーを通さずに直接依頼が舞い込んでくることも。これこそ、エンジニアの醍醐味なのかもしれません。

学んだ知識や技術は自分のスキルとしてどんどん身に付く―　それを、福井技巧サービスで働くようになって強く実感しています。入社前から水廻りのメンテナンスは生活に欠かせない職だと感じていたので、手に職をつけたいとこの業界に飛び込んだわけですが、いざ挑戦してみると驚きと発見の連続でしたね。例えば、「お風呂の構造はこうなっているのか」とか「トイレの水はこんな風に流れるのか」とか。普段当たり前のように使っている水廻りについて、そのしくみや原理を知れたことは生きてく上でも大変勉強になりました。覚えることはハッキリ言って多いです。でも、数をこなした分だけスキルアップをしているという手応えを感じることができるから、 仕事上がりに心地よい達成感や充実感を味わえるのでしょうね。

前職はスポーツ用品店で働いていました。来店されるお客様は、ご自分の嗜好に合ったブランドの商品を選ばれる傾向がありましたので、商品選びの基準には各ブランドの持つ信頼性や安心感が強く影響することを感じていました。弊社業務であるTOTOメンテナンスも私が仕事に就く前から知っているブランドであり、TOTOという大きいブランドの下で働けることは転職を考える上でも大きな決め手にもなりましたね。作業内容も訪問修理ということで、自身の接客スキルを活かしながら生活インフラを支えられる点に魅力を感じました。意外だったのは、会社が職人気質な集団ではなかったこと。「技術屋＝素っ気なくて気難しい人が多い」というイメージがあったんですけど、それとは真逆の職場だったので溶け込みやすかったです。先輩の指導も手厚く丁寧。新人を大切に育ててくれる環境なので、ここで新たな技術、経験を積み、自分の可能性を広げていきたいと思いました。